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学生交流プログラム(アメリカ ホットスプリング市)の報告会を行いました。

お知らせ
2023年11月に、富士大学の所在する花巻市と姉妹都市であるアメリカアーカンソ州ホットスプリング市に4年ぶりとなる青少年海外派遣研修事業が実施され、本学から4年生の石川百杜巴(もとは)さんが派遣されたのはすでにお伝えした通りです。(お知らせ

2024年1月17日、本学階段教室において、石川さんが研修の報告会を行いました。プロジェクタに映した資料は日本語ですが、報告は英語で行いました。

 

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【学生交流プログラム事業について】
11月6日~15日の10日間にわたり、コロナ禍で延期されてきたNPC(ナショナル?パーク?カレッジ)との短期学生交流プログラムを花巻市国際交流室/花巻市国際交流協会の協力も得て実施できました。日米文化教育交流会議が考案した学生交換プログラム「Team Up」により米国アーカンソー州ホットスプリング市のNPCから2019年12月に本大学へ アビィ?ハンクスさんが来校し学生並びに花巻市民とも交流を深めました。その後、コロナによって本大学からの派遣が難しい状況となり時間が経過していましたが、石川百杜巴(4年/2020M513)さんを派遣しました。

【石川さん 帰国後のコメント】
今回、交換留学ということで私を推薦していただき、本当にありがとうございました。また、プログラムを実行していくにあたり、多くの方にたくさん支援していただきました。心から感謝申し上げます。私は、英語が得意ではありませんし、海外に行ったこともありません。行く前は、不安もありましたが、国を超えて人と繋がりたいという期待の気持ちの方が大きかったです。
様々な経験をした中で印象に残っていることは、ホットスプリングス市の方々のフレンドリーな姿や心の温かさ、紳士な姿です。親しげに会話をしていたので、知り合いと話しているのかなと思っていましたが、実際は初めて会う人同士であったという場面が多くありました。私は「上手に英語を話すことができなくてごめんなさい。」と伝えると、「私も日本語話せないからごめんね。英語は難しいから大丈夫だよ。」と励ましの言葉をいただき、心の温かさを感じました。また、必ずドアを開けて先にどうぞという合図を行ったり、乗る人のために車のドアを必ず開けたりしている紳士的な姿を見て、私も人に親切にしたいという気持ちが大きくなりました。
英語を聞き取ることができなくて悔しい思いもしました。ロータリークラブの方たちの話を理解できなかったことです。一人ひとり話をしていくのですが、彼らは、話がとても上手でした。ジョークを交えながら話をしていたので、聞いている側の笑いが絶えません。その中で、私は何を言っているのか理解できず、一緒に楽しみたいけれど、それができなかったことが悔しい思いとなりました。もし、あの場面で理解することができていたら、もっと会話も弾み、楽しい世界が見えたのだろうと後悔しています。コミュニティを広げるためには、英語を話す能力だけではなく、しっかり聞き取ることの重要性を感じました。苦手な英語に楽しい気持ちで取り組むことができそうだなと思えるきっかけとなりました。
保健体育の教員になる私にとってフットボール観戦が心に残っています。アーカンソー大学の試合を観戦しましたが、日本の大学の試合では考えられないくらいの観客数と盛り上がり方でした。母国や大学への愛の大きさがとても伝わり、スポーツへの考え方や文化が全く違うことを感じてきました。日本ではあまり見られないブーイングの迫力には驚きました。他にも、ビルクリントン元大統領の政策について博物館で学んだ際に、生涯教育やパブリックスクール等に対する彼の教育への考え方に共感することができたし、アメリカは国民の政治への関心が大きいということも感じました。歴史を学ぶことによって、私たちは、これからの未来に対して様々な考えを持つことができたり、行動することができたりすると思います。
今回の短期留学を通して、現地の方にとても親切にしていただいたことから、出会った方々との繋がりをこれからも大切にしていきたいです。今回の経験を、これからの未来を担う子ども達に伝え、少しでも世界に目を向けることのできる子ども達が増えるといいなと思っています。これからもホットスプリングス市やNPCとより良い関係を築いていくことを願っています。

        

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報告書(英語)
Final_Self Introduction_ISHIKAWA_Motoha.pdf
(5.7MB)