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「エネルギー政策論 第14回」の授業(経済学科遠藤元治教授)で富士大学構内の木質エネルギー熱利用施設(岩手ウッドパワー社のESCO事業)をフィールドワーク(FW)しました

授業関係
12月25日(月)1時限の「エネルギー政策論」の授業で6月から運転を開始したチップボイラー関連施設の見学学修フィールドワークを行いました。
 この事業は、(株)岩手ウッドパワーのESCO事業です。富士大学が地域プラットフォームとなり全体コーディネート役の「花巻市および周辺地域内エコシステムモデル構築事業」の成果で実現しました(既報「森林技術 10月号」/news/65647)の通り)。130kwチップボイラー(オーストリア製)が第2陸奥寮のボイラー室に設置され稼働しています。このボイラーにより第2,第3陸奥寮の浴場、洗面所、トイレ等および第2陸奥寮の床暖房用に温水が供給されます。当日はこの床暖房用の運転が行われていました。この事業では燃料チップを大学構内のヤード(教授会館前用地/サッカー部クラブハウス向かい)でオンサイト製造しますが、冬季となり、外気温低下、降雪等によりこの現場での燃料チップ製造は難しくなっており、雫石の製材工場からのカラ松チップ等を利用する運用も試されています。
 「地域内エコシステムモデル構築事業」は、木質バイオマスのエネルギー利用は発電専用よりは小型?分散型の熱利用や熱電併給が望ましいという経済産業省と農林水産省の合同での施策(政策)研究会の検討結果から林野庁事業として始まったものです。その実例が本学で産学共同で実現しました。遠藤教授ゼミでは岩手ウッドパワー社の久保社長と連携し、この事業全般を研究調査対象とし、複数のゼミ生がこの事業を卒業論文テーマとしています。この事業は大学としてベンチャー企業の起業支援的な意義もあるものです。

写真1  ボイラー室?サイロ前 FW




写真2 ボイラー室内 FW



写真3 構内オンサイト チップヤード ハウス FW



写真4 チップヤード 教授会館壁面乾燥 FW



写真5 自転車置き場リノベーション ヤード FW