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第1回「観光産業論」 『岩手県における観光振興の現状と課題について』が行われました。

授業関係
 観光産業論の第1回(9/14)は、岩手県商工労働観光部観光?プロモーション室の国内観光担当課長の木登恵一氏による講義が行われました。岩手県における観光政策のコンセプトと方向性が主な内容です。講師からは、観光形態の変化(団体型から個人型へ)、人口減少のなかで、滞在日数や旅行回数を増やす取り組み、訪日外国人観光客の取り込みが必要であること、そのためには、観光コンテンツの質の向上、市場の特性に応じたプロモーションをしなければならないという重要な話がありました。観光をPRする仕事は表向き「楽しそう」にみえるけれども、情報発信の前作業として、データ分析やターゲティング(市場細分化)といった「前作業」が必要で、それに基づく「戦略」がなければ、政策の「検証」もできないということだそうです。また、インバウンド対策として、マーケティングの観点から、「知名度」と「認知度」をどう高めるかという課題があるということで、「東北」という括りの戦略的重要性が示されました。
 その具体的な中身については、第2回講義以降の各論でということでしたが、総論的な話とはいえ、マーケットの存在を意識した具体的な戦略が練られていることを想像させるに十分な内容でした。
今後の岩手県の観光政策に要注目です。

【学生の声】
?岩手は地域を売り込むのがとても上手なことがわかった。自分の地元はとても上手ではなく、岩手県は地域の広さも考えて、売り込み方などを考えていて、そういう細かいところも見ながら考えていきたいと思った。
?情報発信は1割いくかいかないかということを聞き、自分は表面的に出ているものにしか目がいってないと反省した。