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林業?農業体験のフィールドワークを「岩手大学農学部附属寒冷フィールドサイエンス教育研究センター」で実施しました。【教養演習 鈴木ゼミ、吉澤ゼミ、石川ゼミ、佐々木ゼミ合同】

授業関係
林業?農業体験のフィールドワークを「岩手大学農学部附属寒冷フィールドサイエンス教育研究センター」で実施しました。【教養演習 鈴木ゼミ、吉澤ゼミ、石川ゼミ、佐々木ゼミ合同】


7月12日に教養演習(リベラルアーツ)として、地域環境資源および第一次産業(農業と林業)と経済学の結びつきを学ぶフィールドワークを行いました。

場 所:岩手大学農学部付属寒冷フィールドサイエンス教育研究センター 
   滝沢演習林、滝沢農場
日 時:7月12日(水)  2時限目~5時限目の連続演習
参加者:教養演習の鈴木ゼミ、吉澤ゼミ、石川セミ、佐々木ゼミの学生31名、引率教員5名。   計36名
内 容:
滝沢演習林に到着後、高田乃倫予助教からミニ講義を受けました(写真1)。滝沢演習林の特徴(地理学?気候学的観点から)の解説、第一次産業の特徴(人間の営みとしての林業と農業の違い、自然環境との関係)等等につき講義がありました。当日は終日雨でしたが、講義後は小降りとなり、その隙に講義棟から500mほどの所にある「不伐の森(100年間の自然変化の観察地)」に向かいました。樹木を眺めながら雨の中ぬかるんだ道の踏破はタフで不伐の森までたどりつけたのは10名だけでした(写真2)。途中で断念の学生も含め、森の自然(雨天)を満喫。講義棟に戻っての昼食後に農場へ移動しました。
農場到着後、由比進教授(野菜育種学)から野菜と農業に関するミニ講義を受けました(写真3)。日本で手に入る野菜の種類数、ダイコンとカブはどう違うのか、品種とは何か等につきクイズをまじえながら教えて貰いました。開発中の「イネ初冬直播き栽培」の紹介も含め大学の農場の役割を教えて貰いました。その後7班に分かれ「ブルーベリージャム造り」の美味しい実習を行いました(写真4,写真5)。約1時間で各班とも5~6瓶のジャムが造れ、それは各自のお土産になりました。小雨となったので予定では断念したブルーベリー摘み収穫を追加で実習しました(写真6、写真7)。粒の熟度を試食しながらのこれまたたいへん美味しく楽しいもので学生は大満足でした。各自土産用のパック一杯を摘果しました。雨天の一日でしたが楽しい実習でした。


学生の感想や気付きには以下の様なものがありました。
演習林
?100年をかけた実験をしているだけですごいと思った。
?樹木の偉大さ、自然の大切さに気づいた。
?不抜の森を見て木に感動した。
?林が壮大ですごかった。地元沖縄にはない木々が生い繁っていて感動しました。
?百年も森をほっておくという発想がすごいなと思いました。
?木を伐採するのは命がけだと知った。命がけで仕事をしていることがわかった。
?自然がとても豊で、それを見ただけで伐ってはいけないと強く感じた。
?空気がとてもおいしかった。
?伐っていい森、伐らなくてはならない森、伐ってはいけない森、があることを知り、森林資源は奥が深いと思った。
?木々が地球環境を支えているのがわかった。

農場
?ジャム作りが楽しかった。グループで協力しながら美味しいジャムを作れたのが良かった。ブルーベリーの収穫作業が楽しかった。
?普段何気なく食べている作物がどこで最初に出来たのか、どのような特徴があるのかを初めて知ることができ、ごはんは大切に食べようと思った。
?ブルーベリー摘みで果実の大切さと繊細さに気づくことが出来た。
?農作物は、その地域の気候や状態に合わせて一番美味しく食べられる様に考えられて作られているのがわかった。
?スーパーなどで売られているジャムとは味が違った。このジャムの方がとても美味しい。
?野菜の種類の多さに驚きました。
?ブルーベリーの収穫で品種の違いを感じることができた。
?野菜は130も種類のあるということに驚いた。まだまだ食べたことがないものも沢山あるのでこれから食べてきたいと思った。
?スーパーなどにある食材は農業で働く人が労力をかけているからこそあるのだと改めて感じた。
?農業はなくてはならない存在だと思う。
                                  

写真1)演習林ミニ講義  2075


写真2) 演習林 不抜の森 観察    


写真3)農場 ミニ講義 


写真4) 農場 ジャムつくり


写真5) ジャムつくり


写真6) ブルーベリー摘み


写真7) ブルーベリー摘み