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第3回 多文化共生社会のまちづくりワークショップ(WS)開催しました

イベント
 7月15日(土)本学542教室において、富士大学第3回「多文化共生社会のまちづくりWS」が開催されました。当日は、異文化交流センター長である中村良則副学長が講義を担当し、「地域における多文化共生の取組」を検討するために富士大生や花南地区の住民の皆さんを対象とするアンケート調査を行うこととし、アンケートの概要と今後の全体的なスケジュールを説明しました。その後、班ごとにアンケートの基本的な視点や項目別の改善点について熱心な討議が行われました。
 討議後の発表では「多文化共生」という言葉が、今日の国際化社会における重要用語であることは理解しているものの、その言葉自体が理解しづらいものであり、「地域で暮らすために外国の方々と関わり合いながら築いていくための関りの輪」と考えてはどうかという方向性がメンバーから示され、今後の   WSの活動に大きな力となりました。また、富士大学生や高校生にとっては花南地区の地域資産を知ること自体から始めることが肝要だとの指摘もあり、アンケート調査のあり方について大きな示唆が得られました。
 全体討議の後、前回同様、花巻市国際交流協会の藤原正己氏が総評を述べ、盛会のうちにWSが終了しましたが、今回のWSからは花巻農業高校を代表して2名の生徒が参加していただくこととなりました。高校生の意見がWSに反映されたことにより、WS全体が活気を呈するとともに、富士大学、花南コミュニティ会議、花巻農業高校の新たな連携の輪が形成され、多文化共生のための取り組みに向けて一層の弾みがつきました。
 「地域における多文化共生の取り組みアンケート」は、8月から9月にかけて富士大学、地域等で実施し、9月下旬までにアンケート結果を取り纏め、第4回WS(9/30予定)で多文化共生のための具体的な取り組み方向について検討する予定となっています。