「資源?エネルギー特論」(遠藤教授)で木質バイオマス発電所をフィールドワークしました㈱花巻バイオマスエナジー/花巻バイオチップ㈱見学)。
大学院
2022年12月26日(月) 大学院(経済?経営システム研究科)の「資源?エネルギー特論」で、地元花巻市にある木質バイオマス発電所を大学院生4名と教職員3名でフィールドワーク(FW)見学を行いました。
本学は使用する電力は全量木質バイオマス発電所からの電気となる契約をしています(木質バイオマス発電電力だけを取り扱う電力小売事業者の㈱森の電力から購入)。その発電所のひとつを見学しました。まず㈱花巻バイオマスエナジーの玉山管理課長様より事業概要の説明をいただき(写真1、写真2)、その後現場を見学しました(写真3,写真4)。この発電所の特長は㈱花巻バイオマスエナジーに地元資本が11.2%【花巻市役所(3.2%)、みやぎ生活協同組合(2.4%)、いわて生活協同組合(2.4%)、地元林業者(3.2%)】、㈱花巻バイオチップには地元林業者42.4%が入っていることです。地元出資の割合が比較的高く、それによる地域経済効果があります。花巻市内の小中学校は全てこの電力を利用しています。通常この種の発電所は山の中にありますが「まちなか立地」というのも珍しい事例です。
写真1 写真2 写真3 写真4
FIT制度(再生可能エネルギー固定価格買取制度)を利用した事業を行っています。従来は未利用材?一般木材由来の木質チップのみで発電していましたが、2022年10月から廃棄物由来木質原料の中間処理事業者の免許を取得し、今までは燃料化できていなかった根っこや剪定枝(生木に限定)を専用スクリーンと専用破砕機を追増設することで利用できる様になりました。この設備を見学しました(写真5)。廃棄物由来の原料の利用はFIT制度終了後を睨んだ戦略的な取組です。またこの追増設により、未利用のままに伐採地に放置された林地残材の生木(枝葉や根っこ)の利用も積極的取り組める様になり実行しています。また運開時にはなかった余熱利用も検討し、今は余熱利用で『きくらげ』栽培を行っています。
本学では再生可能エネルギーの環境教育現場として同所を学部授業でもFWしています。その度、同所の事業進展を感じますが、今回もそれを感じたFWでした(写真6 集合写真)。
写真5 写真6
本学は使用する電力は全量木質バイオマス発電所からの電気となる契約をしています(木質バイオマス発電電力だけを取り扱う電力小売事業者の㈱森の電力から購入)。その発電所のひとつを見学しました。まず㈱花巻バイオマスエナジーの玉山管理課長様より事業概要の説明をいただき(写真1、写真2)、その後現場を見学しました(写真3,写真4)。この発電所の特長は㈱花巻バイオマスエナジーに地元資本が11.2%【花巻市役所(3.2%)、みやぎ生活協同組合(2.4%)、いわて生活協同組合(2.4%)、地元林業者(3.2%)】、㈱花巻バイオチップには地元林業者42.4%が入っていることです。地元出資の割合が比較的高く、それによる地域経済効果があります。花巻市内の小中学校は全てこの電力を利用しています。通常この種の発電所は山の中にありますが「まちなか立地」というのも珍しい事例です。
写真1 写真2 写真3 写真4
FIT制度(再生可能エネルギー固定価格買取制度)を利用した事業を行っています。従来は未利用材?一般木材由来の木質チップのみで発電していましたが、2022年10月から廃棄物由来木質原料の中間処理事業者の免許を取得し、今までは燃料化できていなかった根っこや剪定枝(生木に限定)を専用スクリーンと専用破砕機を追増設することで利用できる様になりました。この設備を見学しました(写真5)。廃棄物由来の原料の利用はFIT制度終了後を睨んだ戦略的な取組です。またこの追増設により、未利用のままに伐採地に放置された林地残材の生木(枝葉や根っこ)の利用も積極的取り組める様になり実行しています。また運開時にはなかった余熱利用も検討し、今は余熱利用で『きくらげ』栽培を行っています。
本学では再生可能エネルギーの環境教育現場として同所を学部授業でもFWしています。その度、同所の事業進展を感じますが、今回もそれを感じたFWでした(写真6 集合写真)。
写真5 写真6