４月１４日、「地域創生論」の第一回授業が行われました。
「『地域創生論』の狙いと我が国農山村地域の歴史」をテーマとした岡田学長の講義には、市民の方々も多く参加され、５号館１階の階段教室はほぼ満席となるほどの盛況でした。
　授業ではまず、私たちが政治?経済?社会の歴史的転換点に生きており、グローバル化と地方創生がそれを象徴していること、一人一人が地方創生に積極的にかかわり、「インテリジェント?アスリート」となって欲しいこと、次いで、「地方」と「地域」との相違、地方と地域という観点からの日本の発展の歴史が資料に沿って分かりやすく講義され、現時点における地方創生の取組についても具体的に紹介されていきました。
　授業後半は討論に移り、進路に関する学生の真剣な意見や市民の方々の率直な質問に対し、時にユーモアも交えて岡田学長が丁寧に回答し、地域創生にかける学長の熱い思いがすべての受講者に伝わったように思われます。
　次回は、「地域をめぐる諸論説」というテーマで引き続き岡田学長が担当します。