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3名の学生が中国を訪問しました (東北3県大学生訪中団の報告)

お知らせ
 日本と中国の両国の将来を担う若者の相互理解を目指して本学では9月2日より10日の間、8泊9日の日程で中国駐札幌総領事館が主催する中国政府招聘事業「東北三県(岩手県?青森県?秋田県)大学生中国友好訪問団員」を中国に派遣しました。岩手県では2019年からこの事業をはじめ今年で2回目を迎えました。1回目は富士大学と岩手大学が協力して北京、大連、長春を訪問し、吉林農業大学、吉林大学、清華大学の学生と交流を深めました。今年度は「東北三県大学生中国友好訪問団」派遣を企画し、企業訪問他、本学と学生?学術交流に関する協定を締結している東北師範大学、吉林農業大学、曲阜師範大学を訪問しました。訪問の目的は日本の大学生と中国の大学生が対面式で交流し、直接中国の生活文化に触れることを通じてより客観的に中国を理解してもらいたいことにあります。
 参加した大学は富士大学、岩手大学、岩手県立大学、秋田大学、青森大学の5大学で、教職員及び大学生あわせ30名でした。本学では大学生3名が参加し、崔粛京教授が企画し、団長をつとめました。訪問期間中、30人のメンバーは中国の大学生と積極的な交流を行いました。東北師範大学の国際漢培学院では中国画と書道を体験し、外国語学部日本語学科の学生との交流では、お互いの趣味等について尋ねながら熱心に交流を深めていました。吉林農業大学では、人文学部?家政学部を訪問し、当学部の学生とスマートフォンの翻訳アプリを使って交流するなど、現代の若者らしい場面が多くみられました。曲阜師範大学では5大学の学生代表がプレゼンテーションをしながらそれぞれの大学を紹介しました。その後日中の大学生が実際に相手国を訪問してから感じた日本と中国の文化の違いについて率直な意見交換を行いました。今回の訪問では中国の大学生との交流ができたほか5大学の日本人学生との交流もできてとてもよかったという声も多くありました。
 中国の企業訪問では、中国を代表する自動車メーカ3カ所を見学し、関係者から現在中国で行われるEV自動車戦略について紹介してもらいました。
 訪問した首都北京と港町大連、大学城長春、孔子の故郷曲阜、国際都市上海では万里の長城、故宮と天壇、孔廟、孔府、孔林のような世界遺産を見学し、直接中国文化に触れることができました。また、本場の中国料理を堪能するなど現地の食文化に触れ、日本の中華料理と本場の中国料理の違いについて理解するなど、異文化を理解する上で貴重な体験をしたと思われます。
 9日間の訪問では中国駐札幌総領事館の教育処及び各大学の引率者の多大なる協力を頂きました。大学関係者の協力を頂いて訪問前に本学がホストをつとめる2024年度東北3県大学生訪中団のZoom会議を開催するなどオンラインでの事前研修を行いました。また大学生のビザ申請費用を免除したり、出発当日は金海燕教育担当領事、謝城領事が仙台空港で壮行会を開催するなど、中国駐札幌総領事館の多方面での特別の配慮がありました。
 こうして皆様の協力のもと、9日間の中国訪問では何事も起こらず無事に日本に戻ることができました。協力して頂いた皆様には心よりの御礼を申し上げます。謝謝!

富士大学生訪中感想文.pdf