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第9回「地域活性化論」は『企業?商工会議所の地域づくり』が花巻商工会議所青年部会長で東北物産の高橋社長、『地域から世界へ』で和同産業の三國社長で行われました

授業関係
 11月14日は、公益社団法人 花巻商工会議所青年部第34代会長で有限会社 東北物産社長の高橋英明氏と和同産業(株)代表取締役社長の三國卓郎氏をお迎えし、商工会議所と会員企業の活動につきお話しをいただきました。

 高橋社長は、花巻出身45歳。まず自己紹介があり、祖父の設立した会社(内装業)に同業他社での修業後2001年に入社。2014年に取締役に就任。その後に総合リフォーム部門、外壁塗装部門、雑貨ショップ部門を立ち上げました。経営理念は「この街に沢山の笑顔をつくる」です。従来の受注型企業(受信型)ではなく、沢山の笑顔が集まる場所の提供が企業活動(発信型)であるとして活躍されています。現在の状況をイベント等での美しい写真で解説いただきました。
 次に、商工会議所とは何をするところか?を教示して貰いました。商工会議所の主なミッションは、①政策提言(漫画での予習有り)、②中小企業の活性化、③地域経済?地域振興の活性化です。その組織や仕組み、そして花巻商工会議所の主な事業(経営支援と地域振興?会員交流活動)の事例紹介がありました。続いて商工会議所青年部とは何か?(これが当日のメインテーマ。商工会議所との違い)について紹介がありました。青年部は若き起業家集団(YEG=Young Entrepreneurs Groupe= Youth?Energy?Generalist)で、地域経済の発展と会員の成長が目的となっています。毎年新しい会長の元に新しいスローガンを掲げ活動しています。dafabet手机版,dafa888bet黄金版6年度は「未来永劫 eternal future 共に創る。輝き続ける未来。」です。その沢山の活動事例(トップリーダー研修会や第46回どでびっくり市には富士大学も連携。下記URL/news/72035)の紹介がありました。今後につき、地域経済の未来は若い力にかかっている。若者の新鮮なアイデアと情熱は大歓迎。共に学び、成長し、地域を変えていこう!と学生への呼びかけで講義を終了されました。
 三國社長は、花巻出身48歳。商工会議所青年部の経営委員会委員長です。上記のトップリーダー研修会は和同産業(株)と富士大学のコラボで実施したものです(下記URL/news/70381)。最初に自己紹介とWADO紹介がありました。社是は「我が社の商品が社会に貢献する事を使命とし、縁ある人々の幸福を実現する」です。事業内容は、除雪機(国内生産台数の約70%をWADOが生産)、草刈機、農業用機械の開発?設計?製造?販売です。岩手でも数少ない完成機メーカー。新商品のインバーター発電機、電動木材運搬車(山猫 地元の小友木材店との共同開発。山猫は大学HP下記URL/news/69501で紹介)、ロボット草刈り機KRONOSの紹介ありました。KRONOSについては開発から販売に至るまでの詳細な説明(社是の具現化)がありました。最後にご自身のポリシーや考え方のお話しがあり(手段よりまず目的から!(問題設定能力>問題解決力)、仕事には必ず相手がいる(相手に何かを為して対価をいただくのが商売)、鶏口となるも牛後となるなかれ、逆境や不安なときこそおもしろおかしく!等々)、これは多くの学生に響きました(下記参照)。
講義終了後は、講師、教員、学生で「地域活性化論研究会」を開催し、授業の振り返り、情報交換、意見交換を行いました(写真5,写真6)。

学生のレスポンスカードには
?地域活性化の視点が自分とは違ったものがあってとても興味深かった。若い人たちに関するお話(期待)が聞けてとても勉強になった。
?「仕事には相手がいる」という言葉はとても心に刺さった(多数)。
?ノリでつくった商品がある。おもしろおかしくという考え通りだと思った。お二人とも地域貢献に取り組んでいて、違ったかたちのアプローチの仕方であったが勉強になった。
?YEGの活動は素晴らしと思うし参加してみたい活動が沢山あった。WADOは楽しそうな会社だと思う。若い力が発揮できそうな会社だと感じた。
?逆境や不安な時こそおもしろおかしくという言葉が心にきました(多数)。
?YEGでは社長さん同士が仲良くなれるのかなと思った。YEGが固いばかりではなく柔軟にいろいろなことに挑戦しているのがすごいなと思った。真似されるから特許をとると軽く話されていたが熾烈な争いなんだろうなと思った。起業家精神や野望など本気で思って実践しているのを聞けたのが新鮮だった。お二人ともかっこいいなと思った。
?YEGは地域の発展には欠かせない団体なのではないかと思った。
?WADOのチャレンジ精神?行動力がすごいと思った。高みを目指して進めていけば成功につながることを学んだ。説得力があり勉強になった。自分も経験値をあげていきたい。
?プライドが低く、コミュニケーション能力の高い人が上に立つのだと感じました。
?私自身も今しか出来ないことを失敗を恐れずに挑戦したいと思った。
?今後の社会を創るのは若者なのでもっと自分たちが社会の在り方に興味を持っていく必要があると思った。
?お二人の話で挑戦する大切さと、挑戦してきたからこそ成功したのだと感じました。
?地域のために活動している人はいっぱいいて、そういう人達のお陰で自分達の今の生活が出来ていると思った。
などがありました。


写真1 左から高橋社長、岡田学長、三国社長、遠藤講師


写真2 授業風景 高橋社長


写真3 授業風景 三國社長


写真4 授業風景


写真5 地域活性論研究会


写真6 地域活性化論研究会