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皆様へ 理事長?学長メッセージ

お知らせ
   皆 様 へ
  
お詫びと感謝を申し上げます

富士大学 理事長 青木  繁
                             学 長 岡田 秀二

 
 本学の学生寮において、1月14日、寮生のdafabet手机版,dafa888bet黄金版感染症への罹患が明らかとなり、同室寮生や同じスポーツ部の学生にも拡大するという事態を生じさせてしまいました。すぐに全ての寮生の外出禁止措置を取り、寮外への感染拡大防止に全力を尽くしてまいりましたが、地元花巻市の皆様や岩手県の皆様には、未知の病への恐怖と不安?ご心配をおかけすることとなってしまいました。心より深くお詫びを申し上げる次第でございます。
 もとより大学といたしましては、昨年初めから予防の徹底に努め全学挙げてwith Corona 新たな日常の形成に努めて参りましたが、とても残念な悔しい事態となってしまいました。収束の時を迎えるまで、感染拡大防止に全力で取り組むと同時に、再発防止に向け足らざる点を急ぎ補い、一日も早く皆様に安心な生活にお戻りいただけます様、教職員?学生一同一丸となって取り組んで参ります。
 
 全ての寮生の外出禁止と全てのスポーツ活動の禁止措置はすでに2週間を過ぎておりますが、県の関連機関のご指導を踏まえつつ、大学として感染拡大防止と地域や県民の皆様に安心をいただくための必要事と捉え、なおしばらくの間は、この種の対応を継続することを考えております。そうした中で、本当にうれしく、有難いことに、まずは花巻市より不自由な生活を強いられている寮生を元気づけたいとして、学生の食欲と元気が出るものをと多様な食料品をご提供いただきました。このことをきっかけに実に多くの皆様方から次々と支援物資を頂いております。ご提供いただきました皆様のお名前?品物はその日ごとに本学ホームページにて明らかにしております。この思いがけないご支援は本当にうれしく、また、皆様の御支援?激励の言葉が、学生?教職員に不思議な力とエネルギーを与えてくれることを骨身に沁みて感じております。このようなうれしい経験は初めてでございます。心底より深く御礼を申し上げる次第でございます。

 感染した学生の多くは退院し寮に戻ることが出来ています。いずれの学生もお陰様にて元気な様子でおりますが、感染経験者の心中に関しましては多くの報道にありますように複雑で計り知れないものがあると案じております。この側面は今回の事態を共に受け止めた全ての富士大生?教職員全員にも言えることと思料しておりまして、大学では本日付で、コロナ対策「カウンセリングセンター」を立ち上げました。そこは同時に「STOP!コロナ差別」の共感と理解と社会的運動の原点となるべく考えております。

 富士大学におけるコロナ禍事態がなお収束していないこの段階で「お詫びと感謝」を申し上げることに躊躇するところがなかったわけではありませんが、ご心配いただいた皆様に、いち早くお詫びを申し上げ、感謝をお伝えしなければ、との思いからです。意のあるところをお汲み取り下されば幸いでございます。