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関上哲教授が「いちのへ町民セミナー」で講演しました

イベント
 dafabet手机版,dafa888bet黄金版2年8月20日(木)、岩手県北にある一戸町で開催している「いちのへ町民セミナー」で関上哲教授(一戸町出身)が講演しました。
 
 今回の講演は、「地域?人づくりコース」(会場:小鳥谷地区公民館)の第1回目を担当しました。昨年度、奥中山地区公民館「いきいきコース」で開催した講演「『子ども』孝行のすすめ」のその後として、モンゴルの生活習慣や教鞭をとっていた頃のことなど、自身の体験談を交えながら、モンゴルと同じ環境にある、自然に恵まれた理想的な環境にある小鳥谷地区の暮らしと比較しながら、楽しく、わかりやすく話しました。参加者は20名、講演当日は快晴で30度を超えるとても暑い日でしたが、受講生の皆様は最後まで熱心にメモを取り、時折、頷きながら聞いていました。

?講演内容
演題:「子ども孝行のすすめ~その後~」

① 人生百年時代の到来とともに、親子関係の望ましい姿もAIやIoT社会の中で大きく変化してきている点を考えていきます。特にこの急激な社会変化の中でも決して変わらない親子関係があるとすれば、それは何かと考えてみることは、将来を豊かに生きるすべを提供してくれるように思います。
②昨年の暮れに、横浜に寄港したクルーズ船の観光客より端を発したコロナ禍問題は、今や世界のあらゆる国の人々の命を脅かす存在として、私たちの生活基盤そのものを破壊していこうとしております。
さらに、私たちに③生命体としての存在であることをいやというほど突きつけ、ウイルスに対する新たな治療法の改善や医療技術の向上を不可欠とするいわゆる医療革命の必要を余儀なくしております。
それのみでなく、④ウイルスは社会的存在として私たちが築いてきた社会経済システムに対してその活動を停止させるだけの脅威を示し、全世界の人々は新たな社会経済システムを今や産み出さねばならない挑戦を受けていることも事実です。
⑤さらに、この問題は人が人を信じあい?助け合うという人間関係性にも、新たな不安を生じさせているようにも思えます。そして、私たちの家族の在り方に対しても、考え直すべきことを暗示しているように思います。そこで、最後にコロナ禍問題を含めた親子の在り方(その後)は、私たち親子関係に何をもたらすのか考えていきたいと思います。
 
 以上のことを念頭に、豊かな自然に抱かれて暮らされている一戸町小鳥谷地区の皆様とともに、どのように地域での暮らしを立てていけばよいのか、講演会ではモンゴル国の遊牧民生活と比較しながら、そのためのヒントを地域の気候?風土?歴史に照らしながら探ってみたいと思います。
 
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 本学は、昨年度、一戸町と包括連携協定を締結しました。今後、富士大学は一戸町のサテライト事業として様々な活動を展開していきたいと考えております。
 9月3日(木)には、「いきいきコース」(会場:奥中山地区公民館)の第1回目において、本学の内城寛子准教授が講演します。

  


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岩手県一戸町「いちのへ町民セミナー」